リスクマネジメントに関する基本的な考え方
当社が事業の推進をする一方で景気の変動、技術革新、価値観の多様化、戦争などかつてなく不確実性の高い現代においては、リスクをどのようにマネージできるのかが企業価値増大に重要となります。
このような経営環境の変化やリスクの多様化に適切かつ柔軟に対応するとともに、潜在的なリスクが顕在化することによる事業への影響を速やかに最小限に抑えるため、リスクマネジメント活動を進めています。
リスクマネジメントに関する方針
「リスクマネジメントに関する方針」を制定しております。
- 当社は、経営に与える影響や発生する可能性等に基づいて、グループを取り巻くあらゆるリスクを総合的に評価して優先順位を決め、計画的、組織的、効率的に対応します。
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リスクマネジメントに関する取り組み
- コミュニケーションおよび協議(Communication and consultation)
組織内外のステークホルダーと連携し、コミュニケーションを取ってリスクに対する意識と理解を促進し、協議を行い適切な意思決定のための意見と情報を収集します。
- 適用範囲、状況、基準(Scope, context, criteria)
リスクアセスメントおよびリスク対応を効果的に進めるために、取り組みの適用範囲、組織内外の状況、リスク基準(許容するリスク・回避すべきリスクの基準)を明確化します。
- リスクアセスメント(Risk assessment)
リスク特定(Risk identification)、リスク分析(Risk analysis)、リスク評価(Risk evaluation)を行う工程です。
- リスク対応(Risk treatment)
リスクアセスメントの結果を踏まえ、リスクに対処するための選択肢を決定し、実践する工程です。
- モニタリングおよびレビュー(Monitoring and review)
継続的にリスクマネジメントの有効性を高めていくために、プロセス全体が有効に機能しているかどうかを客観的にモニタリング・レビューします。
- 記録および報告(Recording and reporting)
リスクマネジメントプロセスの実施結果を記録し、組織内外のステークホルダーに対して報告します。